家飲みを楽しくするビールの注ぎ方
今日は私の24歳の誕生日......
泡が消えにくくなることで苦味は柔らかさをキープ。次第に液体に変わることで味に変化を生み飽きを来させないということですね!
しかし残業で遅くなってしまいました(泣)
今日は独り身の特権。帰ったら即ビールを決行します。
グラスに冷えたビールを注ぎ、庄内名物トチノミかりんとをつまむ....
誕生日らしくないwwww
しかし祝ってくれる人は近くにいない!
先日、仙台駅でキリンのビールが美味しいと噂のお店に行きました。そこでは「3度注ぎ」することでビールの風味を最大限に引き出しているそうです。
家飲みで、缶ビールでそれができたらプレミアムだと思いませんか?!?
ということで実践してみました。
方法はいたって簡単
①グラスを用意する。
②高い位置からビールを泡がこぼれるギリギリまで注ぐ
③泡がグラスの半分くらいになったら静かにビールを注ぐ
④泡が1cmほど沈んだら再度ゆっくり注ぎ、泡のモコモコを楽しむ
これだけ!
缶ビールだと狙いを定めにくいのでやや難易度高めです!
結果!
1,2cm立ち上がるほどきめ細かい泡が立ちました!見た目にもプレミア感出てきますね〜
味はというと、、、香りがプレミアム!!
普通に注ぐのとは段違いの風味です!ホップの香りが引き立ち、麦芽のフルーティさが2,3倍に膨れ上がっているのが感じられます。
なぜこのような注ぎ方がおいしく感じられるのか?調べてみました!
以下、引用
「三度注ぎ」と「泡なし」のビールで成分を比較
ビール大国であるドイツやチェコには、ビールを泡立てながら時間をかけてグラスに注ぐ伝統文化があります。しかし、この注ぎ方をするとなぜおいしくなるのかを研究した例はほとんどありません。2012年になって、チェコのブドバー社が「3回に分けてビールを注ぐと炭酸ガスが低減し、苦味の質が良好になり、香味が変化する」との研究結果を発表しましたが(*)、これは人の感覚を用いた官能評価の結果であり、化学的に成分を分析したものではありませんでした。
そこで、新たな挑戦を試みたのがキリンの研究者です。「三度注ぎ」には、ホップが華やかに香り立ち、まろやかなうま味を引き出す効果があるといわれることから、ホップに由来する香り成分と苦味成分の変化を分析することを思いつきました。そして、「三度注ぎ」のビールと「泡なし(一度注ぎ)」のビールを用意し、ビール6℃、室温21℃の条件の下、「注いだ直後」「5分後」「15分後」と飲み進めていく想定で実験を行いました。
香り成分の活性化と「泡のふた」効果
まず、香り成分を分析しました。ビールに含まれる香り成分は何百種類もありますが、その中から、揮発しやすく検出しやすいミルセン(松や青草のような香り)、リナロール(柑橘や沈丁花のような香り)の二つに注目しました。
三度注ぎの方が15分後でもリナロールが多く残っていることがわかりますね。
次に苦味について比較。
苦味成分が引き立つ結果となりました。しかし、次の結果を見ると
ビール好きの方はぜひ試してみる価値があります!
3度注ぎのやり方をおさらい!
高い位置から泡がこぼれるギリギリまで注ぐ
泡がグラスの半分くらいになったら静かにビールを注ぐ
さらに1cmくらい泡が落ち着いたら残りのビールを注ぎ泡のモコモコを楽しむ
飲むだけ!
以上です!家でできる簡単プレミアム体験!
ぜひお試しください!